「金スマ」で涙そうそうの誕生秘話を語っていた歌手の森山良子(もりやま・りょうこ)さんについてです。
涙そうそうはとても切ない思いが感じられる名曲ですが、兄に対する気持ちを歌にしたものだということは初めて知りました。
若くして亡くなった兄ということで、どんな病気だったのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ということで今回は森山良子さんの兄の死因と、森山さんの子供、現在について調べてみました。
もし森山さんについて詳しいことが気になる方はぜひ最後までご覧ください。
森山良子の兄の死因
良子さんの兄、森山晋さんは23歳の時に急性心不全で急死してしまいます。
心不全は高齢者に多く起こりますが、まれに若い人でも急に発症することがあるようです。
急性心不全は前兆が全く分からず急に呼吸困難や胸部圧迫感を感じ急死してしまう方が多いです。
一歳年上で、小学校、中学校、高校を一緒に通い仲の良い兄がある日突然いなくなってしまったことは、22歳の良子さんにはとてもつらい経験だったと思います。
近しい人の死から生まれる名曲はたくさんあり、時代を超えて多くの人に感動を与える曲として残り続けるものが多いです。
バイオリンの名曲であるバッハ作曲「シャコンヌ」は奥さんの死に立ち会えなかった深い悲しみの心情が込められた曲だと言われています。
15分ほどある長い曲ですが嘆きから始まり、どうにもならない心の中の渦巻く感情をよく表現している曲だと思います。
歌詞のないクラシック音楽でもこんなに感情を揺さぶられる名曲が誕生しているので、歌詞のある曲は悲しい感情をより具体的に伝えることができるのだと思います。
シャコンヌも涙そうそうも永遠に残る名曲のひとつですね。
曲の意味を知るとより感動が伝わってきます。
森山良子の子供
森山さんには娘1人、息子1人の2人の子供がいます。
森山奈歩
森山さんと初婚相手との間に生まれた子供で、ミュージシャンとして活動しています。
現在はおぎやはぎの小木博明さんと結婚し小木奈歩さんになっています。
1999年から2005年までPetty Bookaのメンバーとして歌手活動し、その後はソロシンガーとして活躍しています。
奈歩さんはもともとおぎやはぎのファンだったようで、奈歩さんの一目惚れから交際が始まり結婚に至ったようです。
良子さん、奈歩さん、博明さん3人で仲が良いのは微笑ましいですね!
森山直太朗
良子さんとジェームス滝さんの間に生まれた子供です。
ジェームス滝さんはミュージカルやライブハウスで活躍し、2023年に肺がんで亡くなっています。
「さくら(独唱)」など良い歌が有名な森山直太朗さんの母が良子さんだったのですね。
心に染みる歌が多いところは親子で似ていると思います。
現在はピアニストの平井真美子さんと結婚しており、ライブやイベントで活躍を続けています。
中でも「さくら」は名曲中の名曲で、2019年にリニューアルされたMVもアレンジがとても素敵です。
本当に素晴らしい表現力で、歌だけでこんなに魅せられる歌手はあまりいないのではないかと思います。
素直に気持ちが伝わってくるような歌い方は、ストレートに歌詞が聞こえてきて感動しますね。
森山良子の現在
森山さんは75歳の今でもニューアルバムをリリースしたり、コンサートツアーを行ったり歌手として活躍を続けています。
テレビ番組にもたびたび出演し、ラジオ放送「オールナイトニッポンMusic10」は毎週月曜日にパーソナリティーを務めています。
長時間歌い続けるコンサートを今も続けられているのは本当にすごいです。
歌手は全部の歌詞を覚えていることが当たり前ですが、どうやって覚えているのか本当に気になります。
75歳とは思えない元気なパワーで活動し、お洒落な服やネイルを楽しむ森山さんは、日本中に元気を届ける存在ですね。
まとめ
今回は「金スマ」に登場し兄について語っていた歌手 森山良子さんの兄の死因、子供、現在について調べてみました。
良子さんの兄は23歳のとき、急性心不全で亡くなっています。
森山良子さんの子供は2人いて、長女の奈歩さんは小木博明さんと結婚し子供1人の温かい家庭を築いており、長男の森山直太朗さんはピアニストの平井真美子さんと結婚し、歌手として活発に活動しています。
良子さんはコンサートツアーやテレビ出演、ラジオのパーソナリティーなど75歳とは思えないパワーで現在も元気に活躍しています。
温かく切ない曲が魅力的な森山良子さんが、ずっと健康で活動できることを願っています!
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