身体能力が高く、4回転サルコーを飛ぶことができる最強のフィギュアスケ―ト選手 紀平梨花(きひら・りか)さんについてです。
2022年の北京オリンピックで強力なメダル候補だった紀平さんですが、怪我のため北京オリンピックには出ることができませんでした。
最強だった紀平さんは引退したのか、怪我の状態と、現在の様子、復帰しているのかについて気になるところですよね。
ということで今回は紀平梨花選手の引退、怪我、現在の様子、ダンサーの姉との活動について調べてみました。
もし紀平さんの現在の様子など詳しいことが気になる方はぜひ最後までご覧ください。
引退と怪我の状態は?
紀平さんは2021年から怪我が長引き、欠場や結果が出せない状態が続いていますが、現時点で引退はしていません。
紀平さんは2022年の北京オリンピックを目指して練習を重ねていましたが、2021年12月の全日本選手権に右距骨疲労骨折のため出場することができず、北京オリンピック出場は叶いませんでした。
疲労骨折とは繰り返し同じ動作をすることによって同じ部分に負担がかかり続け、少しずつ骨にひびが入っていき骨折に至るようです。
治すためには怪我の部分に負担がかからないように特定の動きをしないようにして治すという治療だそうです。
疲労骨折はスポーツ選手に多く起こる怪我のひとつで、練習量が多い選手に起こりやすいです。
特定の技を成功させるために何度も練習をする必要があるのに、やりすぎると疲労骨折に繋がってしまうというのはとても厄介ですね。
疲労骨折は再発もしやすいので多くのスポーツ選手を悩ませているようです。
2018年の平昌オリンピックで4位を獲得したスケーター 宮原知子さんも練習熱心なことで有名ですが、左股関節の疲労骨折に悩まされていましたね。
宮原さんの場合、痩せすぎて骨密度が低くなり骨に負担がかかっていたということもあり、休養期間には体重を増やす工夫もしていたようです。
練習しすぎの他にも体重や栄養状態も関係しているんですね。
紀平さんは2022-2023シーズンは怪我が治ってきて復帰しました。
しかし、疲労骨折は激痛ではなく無理できるくらいの痛みで、でも動きすぎると悪化するというもので、紀平さんは実力を発揮することができず2022年の全日本選手権では11位、2023年のグランプリシリーズも欠場しています。
紀平さんは2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指すため、2023-24シーズンは全休を決め、怪我の治療に専念していました。
疲労骨折は休まないと治らない怪我なのでここでしっかり治してオリンピックを目指したいという決断だったようです。
疲労骨折はここまで長引く厄介な怪我だという事を初めて知りました。
2024年7月のインタビューでは右足首の怪我は7-8割回復していますが、まだ不安があり様子を見ながら練習していると語っています。
まずは怪我の完治を目標に日々練習を重ね、2024-25シーズンの復帰を目指していました。
しかし、2024年9月にインスタグラムで今シーズンの試合もお休みすることが発表されました。
怪我のほうはほぼ完治しているそうで、毎日氷上での練習も再開しているようです。
治るまで時間がかかる怪我を経験することはスポーツ選手にとって大変なことですが、怪我をしたところを使わなくてもできる練習を取り入れることで、良い経験に変わることもあると思います。
今回のパリオリンピックで3つの金と1つの銅メダルを獲得し、大活躍をした体操選手 岡慎之助さんは右足の前十字じん帯を断裂するという大怪我を経験していますが、治療期間に苦手だったつり輪を基礎から強化したおかげで難易度を表すDスコアがあがり、個人総合で良い結果を出すことができています。
紀平さんも普段できなかった練習をすることでさらにレベルアップした姿を見ることができるかもしれません。
まだまだ若い選手なので早く怪我が完治することを願い、紀平さんの美しい演技と圧巻のジャンプが見れる日を楽しみにしています!
現在の様子・姉との活動
紀平さんは現在、完全復帰を目指して調節しながら練習をしているみたいです。
インスタグラムやXではインフルエンサー活動の他に、ダンサーである姉・紀平萌絵さんとの活動もしているようですね。
紀平萌絵さんはダンサーの他にも歌、タレント、モデルなど幅広い分野で活動しています。
紀平梨花さんは姉の萌絵さんと旅行に行ったり、萌絵さんが開催しているダンスワークショップにゲストとして参加したり、ライブ配信に出演したりしているそうです。
姉妹揃って美人で、どちらも運動神経が良く素敵な姉妹ですね!
兄弟や姉妹揃って運動神経が良いケースは多く、スケート選手の本田真凜さんは兄・妹・妹と、4人ともスケーターとして活躍していますし、身体能力が高く天然で面白いと話題の平野紫耀さんの弟・莉玖さんもダンスや歌など幅広い分野で活躍しています。
姉妹や兄弟は共通の遺伝子をもらい、姉や兄が習い事をしているとそれについてくるのが妹・弟なので、同じ分野で活躍しやすいのかもしれません。
姉や兄を見て育ってきた弟・妹が天才になることも多いですよね。
怪我の影響で落ち込むことも多かったと思いますが、家族や周りの方の支えの中で、今もなお前向きに復帰に向けて頑張っている姿はとても素敵です!
紀平選手は自分が結果が出ないときにも北京オリンピック日本代表に選ばれた選手に祝福の言葉を送ったり、引退する選手に感謝のメッセージを送るなど優しい性格なんだと思われます。
これからも沢山の活躍を期待しています!
まとめ
今回は4回転サルコーを成功させて日本中を驚かせたフィギュアスケーター 紀平梨花さんの引退と怪我の状態、現在の様子と姉との活動について調べてみました。
紀平さんは引退していませんが、なかなか治らない怪我に今も悩まされています。
2021年に発症した右足首の疲労骨折がなかなか治らず、北京オリンピック日本代表を逃し、続く2022-23シーズンも復帰するものの欠場が続き、2023-24シーズンは怪我の治療のため全休していました。
2024年9月に今シーズンも試合はお休みすると発表され、現在も2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場を目指して治療を続けています。
最近はインフルエンサーとしての活動の他に、ダンサーである姉・萌絵さんとも活動していて、萌絵さんのダンスワークショップにゲストとして参加したり、ライブ配信に出演するなど幅広く活動しているようです。
紀平さんが疲労骨折という厄介な怪我を乗り越えて、2026年のオリンピックで大活躍できる日を楽しみにしています!
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