パリ五輪卓球個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した卓球選手、早田ひなさんについてです。
可愛いらしい顔立ちと抜群のスタイルで話題を集めています。
オリンピック中にラケットを持つ左腕を負傷し、怪我を乗り越えて銅メダルを掴んで泣き崩れる姿に感動を受けた方も多いのではないでしょうか。
そんな早田さんの身長はどのくらいあるのか、一時は深刻だった怪我の状態は大丈夫なのか、気になるところですよね。
ということで今回は、早田さんの身長、なぜ怪我をしたのかなど、怪我の状態について調べてみました。
もし早田さんの怪我の理由など詳しいことが気になる方はぜひ最後までご覧ください。
早田ひな選手の身長
早田さんの身長は、ウィキペディアによると166センチだそうです。
厚生労働省が発表している令和元年の「国民健康・栄養調査」によると、20代日本人女性の平均身長は157.5cmとのことなので、ここからみても早田さんの身長は高めですね。
高い身長に、長くて細い脚、小さい顔なのでスタイルがよく見えるのも納得です。
この長身を活かしたフォアドライブ、チキータが得意で、左利きを活かして個人・ダブルスでも活躍しています。
左利きなので、右腕よりも左腕が太いようです。
利き腕によって筋肉のつき方が違うのも驚きですね。
もともと左利きの人がサウスポー選手になるのではなく、卓球を始めるタイミングで左手でラケットを持つように教育される人もいるようです。
早田さんや水谷隼さんはもともと右利きで、現在も箸や鉛筆は右手で持つそうです。
卓球のペアを組む時には右利きの選手と、左利きの選手を組み合わせることで強いペアになるということもよくあります。
確かに、東京五輪で金メダルを獲得した伊藤美誠&水谷隼ペア、パリ五輪で活躍した張本美和&早田ひなペアは右&左のペアですね。
サウスポー=もともと左利きの人ではないことが驚きです!
日本代表選手に右利きと左利きが両方いるとペアを組む時に困らないので、サウスポー選手が一定数必要になってくるようです。
怪我の理由は?
準決勝で左腕にぐるぐるに巻かれたテーピング姿に心配された方も多いのではないでしょうか。
怪我の原因は、8月1日に行われた北朝鮮選手との準決勝。
勝ったものの、粘り強い強力な選手相手に、長いラリーが続いて痛めてしまったということです。
準々決勝が終わった後ホテルに戻っても痛みが強く、ドライヤーも自分でできないほど左腕が何も使えない状態だったそうです。
そんな中で迎えた翌日の準決勝では、世界ランク1位の中国選手 孫穎莎さんと対戦することに。
腕の状態も悪く、過去15戦全敗中だった相手との勝負は0-4で敗北。
この時点で3位決定戦は棄権をすることも考えていたそうです。
それでもできる限り最後までやりたいという思いから、沢山の人に支えられ、ぐるぐる巻きのテーピングと、最後に痛み止めの注射を打ってもらいなんとか3位決定戦に出場することができたそうです。
3位決定戦では、韓国のシン・ユビン選手と戦い2-4で勝利。
見事銅メダルを獲得しました。
勝った瞬間コートに座り込み泣き崩れる姿は、今回のパリオリンピック、感動した場面のひとつになったと思います。
試合後のインタビューでは涙を流しながら、たくさんの人に支えられてここまでこれたこと、そんな方々に銅メダルを見せてあげたかったと答えている姿にさらに感動しました。
東京オリンピックには出場できず、今回掴んだ念願のパリオリンピックの大舞台で不測の怪我を負い、棄権を考えるほどどん底の状態から立ち直り銅メダルを掴んだ姿に、多くの勇気と希望を感じました。
8月5日から始まった女子団体戦では、チームの平野美宇選手・張本美和選手と協力し、決勝まで勝ち上がりました。
決勝の舞台で早田選手・張本選手の最強ペアが、世界ランク1位の中国ペアに惜しいところまで詰め寄る姿はとても印象的でした。
早田選手の怪我を張本選手が完璧にカバーをし、日本のチーム力の強さ、温かさに感動する試合でした。
日に日に左腕のテーピングが少なくなっていき、力強いプレイが戻ってきている様子から、まだまだ万全ではないものの怪我のほうは改善してきているのだと思います。
卓球は見ての通りすごく体力を消耗するスポーツです。
大体オリンピックのひと試合の時間は1時間~2時間となっていて、消費カロリーは最低でも300キロカロリーくらいにはなりそうです。
300キロカロリーは縄跳び30分くらいで消費するカロリーなので相当大変な運動になると思います。
ただでさえ過酷な試合に腕を痛めた状態で挑み続けたのは本当に素晴らしいです。
早田さんの精神的にも肉体的にも強い一面が見れる出来事になったのではないでしょうか。
どんどん強くなっていく日本の卓球女子が、いつか金メダルを獲得することを期待しています!
まとめ
今回は卓球選手 早田ひなさんの身長、怪我の状態について調べてみました。
早田選手は、身長166センチと日本人の中では高めで、長身と左利きを活かしたプレーが特徴的でした。
準々決勝での怪我を乗り越え、どん底のコンデションで銅メダルを獲得し、現在は左腕のテーピングも少なくなっていることから怪我のほうは改善傾向にありそうです。
どんな状況でも最後まで諦めず、挑み続ける早田選手の姿に多くの人が感動したのではないでしょうか。
団体戦表彰台での記念撮影時に、中国選手の頭についていたゴミを取ってあげるなど優しい一面も話題になっている早田選手。
今後も優しい性格と可愛い外見でファンを魅了してくれそうです!
本当にオリンピックお疲れさまでした。
次は万全のコンデションで、素敵な試合が見れる日を楽しみにしています!
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