東京五輪で金メダリストに輝いた柔道家 高藤直寿さんについてです。
最近の国際大会での結果が思わしくないことから、引退したのではないかという噂もあったようです。
高藤さんは東京五輪での活躍がとても印象に残っているので、パリ五輪でも活躍してもらいたかったという思いから、現在何をしているのか、引退したのかどうか気になるところですよね。
ということで今回は高藤さんの引退について、パリ五輪になぜ出なかったのか、最近の様子について調べてみました。
高藤直寿さんが現在どんな活動をしているのか気になる方はぜひ最後までご覧ください。
パリ五輪に出なかった理由
2023年12月3日、国際大会のグランドスラム(GS)東京大会決勝でパリ五輪代表を懸けて永山竜樹さんと争い、延長戦の末一本負け。日本代表になれませんでした。
柔道が強い日本では、まず日本代表になるのがとても難しそうですね。
オリンピックに出るために体重を減らしたり増やしたりして、ライバル選手の少ない重量級にすることも、柔道やレスリングではよくある話みたいです。
パリ五輪で金メダルを獲得した柔道選手 角田夏実さんは階級変更して成功した一人で、もともと52キロ級→48キロ級に変えたそうです。
下の階級に下げることは筋肉が落ちてしまったり、体が軽く感じてしまうなど減量は大変なようですね。
筋肉が落ちると勝負の仕方も変わってくると思いますので、階級を落とすということは相当な決意が必要になりそうです。
高藤さんは、2023年5月の世界選手権では5位、8月の国際大会では3位と成績を伸ばせない中で迎えたオリンピックシーズンだったようです。
反対に、永山さんはグランドスラムやワールドマスターズなどの国際大会で優勝を重ね、調子を上げている中でのオリンピックシーズン突入だったようです。
永山さんは、高藤さんと同じ東海大学で、3学年後輩の選手です。
二人は東京五輪の代表選手選考でも戦い、よきライバルとして共に成長してきました。
今のところ、2028年のロサンゼルス五輪を目指すかどうかは未定とのことですが、まだまだ活躍してくれそうな高藤さんに期待が高まります!
高藤直寿は引退したのか?
2024年1月12日の共同通信の取材に「引退はしない。できるところまでやりたい」と話していることから引退はしないそうです。
今後も高藤さんの活躍が見られることが楽しみですね。
現在60キロ級で活躍している高藤さんですが、新しい挑戦として66キロ級に階級変更することも考えているようです。
66キロ級には東京五輪、パリ五輪とオリンピック連覇中の阿部一二三選手がいるので、今後の代表決定戦の緊張感が高まりますね。
最近の活動
実はゲーム好きの高藤さん。
特にフォートナイトが好きで、YouTubeチャンネル高藤直寿で時々配信もしているようです。
9歳の息子さんと、6歳の娘さんと一緒にフォートナイトをプレイする動画はほっこりしていて、柔道家とは違った一面が感じられますね。
出場は逃したものの、パリ五輪では現地で大会を観戦したり、解説者や報道陣、カメラマンとしても活動していたようです。
選手の立場を経験している高藤さんだからこそ撮れる写真、高藤さんだからこそできる対応もあったと思います。
オリンピック2度の出場経験がある高藤さんが出場選手をしっかり支えてくれる姿は、とても素敵だと思いました。
難しい試合の末、銅メダルを勝ち取った73キロ級の橋本壮市さんのインタビュー後、高藤さんが会場からテレビ中継に出演。
東海大相模中から東海大まで同じ道を歩んだ2学年先輩の橋本さんが、苦しい日々を乗り越え、笑顔でインタビューに答えている姿を見て、大号泣したそうです。
先輩後輩を大切に思い、情の深い高藤さんの一面を見ることができましたね。
橋本さんは高藤さんがリオ五輪で3位決定戦に勝ち、銅メダルに輝いた時に、付き人として高藤さんを支えてくれたそうです。
こういった先輩後輩の熱いつながりに心を打たれたエピソードでした。
Xを通して自分が出場しなくても日本の選手を一生懸命に応援する姿に、高藤さんの人柄の良さを感じることができました。
まとめ
柔道選手 高藤直寿さんのパリ五輪に出なかった理由、引退、最近の活動についてまとめてみました。
パリ五輪ではライバルに負け代表になれなかったものの、引退することなく活動を続けるということで、今後も国際大会での活躍が期待できそうです。
最近の様子を調べる中で、趣味のゲームを楽しみ、柔道仲間を大切に思う高藤選手の優しい一面も知ることができました。
これからも、よきライバルと切磋琢磨し合い、またオリンピックの舞台で活躍してくれる日を期待しています!
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